>>backnumber 2018  >>backnumber 2017  >>backnumber 2016
>>backnumber 2015  >>backnumber 2014


2013 バックナンバー

横浜/12月12日/2013年
 祭りのあと。にぎやかな場所、たくさんの顔、顔、顔。興奮と笑いと「ありがとうございました」の言葉、極度の緊張からの解放。
 祭りのあと。疲れと寂しさと虚しさがやってくる。全身で「何もなくなる時間」を受け止める。やりきれなさというか、孤独感というか。冬の空、金星が空に寒々しく光輝いている。この前見上げたときもそこにいた。5年前もそこにいた。10年前もそこにいた。見上げる空は違うけど、祭りのあとのからっぽの自分は、いつも一人で金星を見上げている。




横浜/11月17日/2013年
 わいわいワークショップ、多くのお客さんたちが集まって、本当にわいわいとした空気の中、バンコのパフォーマンスも無事に終わりました。近かったです!!お客さんたちがあまりに近くて緊張してしまいました。でもすごく熱心に観ていただいているのも伝わってきて、バンコの演技にも熱が入りました。初めてのおひねりも頂戴しました。足を止めて観てくれたお客さん、呼んでくれた○○工房さん始め主催さんたち、楽しかったです、ありがとうございました!!




横浜/11月5日/2013年
 ○○工房さんの催し「わいわいワークショップ」にむけて準備中です。今回は舞台ではなく、周りでアクセサリーやトールペイント、アロマクラフト、似顔絵や、占い、ヨガ(!)など、楽しそうなワークショップをやっている中でのパフォーマンス参加です。パフォーマンスはバンコの人形劇の他に「フルート・ハープコンサート」や「フラダンス」が予定されています。賑やかな会場の中、どんな演技を見せることができるか。バンコ奮闘中です。         




横浜/10月6日/2013年
 バンコ・ソロ公演、無事に終わりました。雨の中、ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!!関係者の皆様にも、お世話になりました。今回は「さなぎのとき」専用に照明を作って頂いて、前回とはまた違った、とてもきれいな舞台ができて感激でした。いつも一人でネチネチと考えては作り、練習しているので、このような機会をいただいて、たくさんの意見や感想を聞かせてもうらうのは、とても嬉しい体験でした。これからも、少しずつしか進めないだろうけれど、バンコとカバンはコツコツ、ネチネチ、旅を続けていきます。        




横浜/9月13日/2013年
 セミの断末魔の叫びも聞こえなくなり、家の植木に足長バチが巣を作り始め、巨大化した蜘蛛やらカマキリやら見かけるようになりました。秋ですね。やっと。バンコもやっと練習再開です。久しぶりに体を動かして、背中や肩や腰がバリバリです。各シーンごとにまだまだ詰めていかなきゃいけません。自分でもどう動けばいいのかわからない場所もあり、奮闘しております。




     

達磨山/8月22日/2013年
 暑い・・・本当に暑い夏が続いています、皆様いかがお過ごしでしょうか。バンコ、引き続き夏休み、と言いたいところですが、10月のソロ公演に向けて人形の修理やらリニューアルやら練習やら、何だかんだで忙しいですと言いたいところですが、結局、暑くて何もやってません・・・。私の人形は装着系なもんで、夏はツライです。今日もアイス食べて一日が終わる・・。ああ・・・!!





横浜/8月3日/2013年
 バンコ、夏休みです。夏は私の新年の始まりなので、この時期、いろいろと思いをめぐらすことが多いのですが、ちょうど10年前の今日、何をしていたかというと、一人、エッフェル塔に上っていました。鉄柵越しにパリの広い青い空を眺めながら、一応、夢を持ってここまで来たけれど、なぜか茫然と途方に暮れていたことを覚えています。10年後の自分なんて想像もつかなかった。今、その10年後の自分なんですが、特に何か成長とか獲得とか、そのようなものも感じられず、ただ濃い性分はさらに濃くなったりしながら、今では、夢につながるヒモの端をようやく握っている日々です。





横浜/7月23日/2013年
 川崎市民プラザで「さなぎのとき」を上演。人形の家のときは、前席の子供たちに逃げられたけれど、今回の小さなお客さんたちは、じっと最後まで見ていてくれて、終演後、声をかけてくれた。「ねえ、さなぎはどうなったの?」「私、家の近くで黄色いちょうちょが飛んでいるの、見たことあるよ」。私の舞台は子供には難しいと言われることがあるけど、なんだ、ほら、ちゃんと見てくれている。





横浜/6月21日/2013年
 2年ぶりに「旅/作品/さなぎのとき」ができました。今の自分ってなんだろう?何かになっているのかなあ?これから何があるのかなあ?とりとめのない、日々の想いが、女の子のひとりごとになって、作品になりました。初めての素材で人形を作ってみたり、言葉を発してみたり。これまでと違った作り方をしようとも思いました。今までとこれから。何かの間、はっきりしない感覚、形になる前、形だったもの。テーマになりきらないテーマ。誰もが経験のある「とき」。写真は、横浜人形の家で上演(6月8日)したときのものです。照明がとてもきれいで嬉しかった。

inserted by FC2 system