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2014 バックナンバー

 

横浜/12月18日/2014年
 名古屋公演を無事に終わることができました!ご来場いただいたお客さんたち、本当にありがとうございました!
 道中は、天気の展開がすごく、紫色までくっきり鮮やかな虹を見て、雪が降り、そして名古屋の夜空にはとても大きく満月が光っておりました。『月がきこえる』の初演日に素敵な偶然、なんてドラマチック…。
 舞台はとてもきれいな明かりをあてていただき、照明さん、音響さんのアイデアをもらいながら、丁寧に最終仕上げ。ここでぐっと作品のクオリティが上がりました。バンコはいつも一人で練習しているので、演技をしながら、照明の明かりや音響のタイミングにシビれながら共演しています。気持ちよくて涙が出そうになるときあります。

 そして!舞台は思っていた以上に好評をいただきました。とても嬉しいです!今回は初めての40分作品、しかもずっとやってみたいテーマでしたが、具体的にどう表現に結びつけていこうか、これでお客さんに届くだろうかという不安はこれまで以上でした。「思ったとおりやってごらん」という周りの声に励まされながら、なんとか形になっていきました。今のバンコが今できること、寝てばっかりいないで考えるんだバンコ!!

 まだまだ未熟な『月がきこえる』だけれど、これからもっともっとお客さんに観ていただいて、さらに磨きをかけていきたいと思います。バンコはとても幸せな時間を過ごしました。ありがとうございました!!




 

横浜/11月13日/2014年
 バンコの次回の作品『月がきこえる』です。名古屋でやります。近くの公園でチラシ用の写真を撮りました。夜に街灯の下でこんなモン並べてて…怪しまれる…と思いきや結構平気でした。娘さん二人とお母さんらしき方に「うちの犬こっちへ来ませんでした?」と声をかけられ、普通にスルーされました。その後、いやあ、ギックリ腰になりまして、しばらく停止しておりご案内が遅れました。本番までにはなんとか…する…しかない…。




横浜/9月25日/2014年
 バンコが絵になりました!!(本物はもっと鮮やかな色です↑↑)嬉しいやら照れくさいやら。。そしてなんてかわいらしい。。絵を描いていらっしゃる川口邦子さんが、銀座で個展をひらくそうです(11月11日(火)よりGallery 美庵にて)。何度か舞台を観てもらっているんですが、『さなぎのとき』を気にいられて、絵にしてくれました。本物よりかわいい。本物より色合いがきれい。本物よりファンタジック。。。人形作って欲しい。。
 他にも愉快なイタリアの(風景?! )絵が並ぶ予定だそうです。絵が好きな方はぜひお立ち寄りを!!




 

横浜/8月20日/2014年
 12月に予定している名古屋の公演にむけて、バンコは引きこもっています。引きこもり大好きです。新作発表ということで、時間もないし、ネタもないし、焦るばかりでグダグダと寝てばかりの日々、思いがけず、津軽へ行ってまいりました。空気、水、食べ物、海、山、すべて気持ちのいいとこでした。自分の身体がやわらかくなってそのまま溶けて行きそうな、そんな場所でした。ご機嫌に、お腹いっぱいになって帰ってきて、目の前の何も進んでいない現実に、落胆しております。。。




 

横浜/7月25日/2014年
 人形劇まつり in 川崎市民プラザ2014 でした。お客さん、子供たちの顔を間近に見ながらの上演、ドキドキしながらも、最後は子供たちのニコニコ顔を見れて、ほっとしました。会議室での上演だったけれど、きれいな照明をあててもらい、とてもいい雰囲気の中で旅することができました。ご協力いただいたスタッフさんたち、ご来場いただいたお客さん、ありがとうございました!!
 バンコは現在、腰、背中にサロンパス、さらに近所のスーパー銭湯にて、炭酸温泉、電気風呂に身をもだえさせております。。。おおう。。




横浜/6月9日/2014年
 メルフェスが今年も無事に終わりました。最終日は満員御礼、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 メルフェスは6年ほど前に、私を初めて受け入れてくれた場所です。「いいよ、バンコちゃん、子供が泣いて出てきたら、引き受けるから思いっきりやっといで」「対象年齢など決める必要はないんじゃないかな」「楽しく観るだけが人形劇じゃないでしょう」と言ってくれた場所です。自分が心に思う舞台があっても、見る人が喜んでくれないものは、とても寂しい。孤軍奮闘のつもりだったけど、気づけばいろんな人のまなざしがあって、バンコはここにいました。今年はそんな大事なことに気づけたフェスティバルでした。




横浜/5月11日/2014年
 久しぶりに舞台を見に行った。池袋の東京芸術劇場で演じられた『ユーディの冒険』(劇団B-Floor/タイ)。フロアに置かれたたくさんの道具と、布をまるめただけの人形で、するりと子供たちを冒険の世界へ連れて行った。こどもたちに紙コップの楽器を配り、リズムを誘導し、途中、画用紙とクレヨンを配って絵を描かせる。こどもたちのたくさんの手がつながれて道になり、最後に新しい世界をここに作った(写真)。こどもたちは何の違和感もなく世界に入っていく。こっちの世界とあっちの世界、なんて簡単に行き来するんだろう!!




横浜/4月24日/2014年
 ヒトの体の細胞は、ほぼ1年で新しいものと入れ替わっているらしい。生まれてから死ぬまでずっと使われる細胞は、脳の神経細胞と心臓の筋肉細胞だけという。過去の出来事という意味だけでなく、物理的に、あのときの自分はもう本当にいないんだなあーと思うと少しへんな気がする。本当にいないのに、あのときの気持ちや感触や風のにおいなどが鮮明に残っているのは、脳と心臓の細胞のせいか。ココロは頭にあるのか胸にあるのか。ココロはなぜ出来たんだろう。ココロはヒトの目的からはずれている。ココロも更新されればどんなに楽だろう。でも忘れたくないな、忘れたくない。・・・なぜそう思うんだろう。




横浜/3月21日/2014年
 ポップコーンのように、はじけて咲いた杏の花です。春を待っていたのは杏だけではありません。パトロールをかかさない黒ニャンも、札幌のまだ雪に埋もれたアミーカも、そしてこのバンコも、春が来て嬉しいなと思っています。今年もいくつかの旅をしたいと思っていますが、ネタありません、頭カラッポです。杏の花と共に咲いて少しずつふくらんで実っていけることを願います。。。




横浜/2月7日/2014年
 私にとって舞台を作ることは、自分の中に生まれる、疑問や好奇心や不信感や、恐怖や、喜びや、気持ちよさ、心地悪さ、そんなふうに名付けることもできない感覚や感触や、過去や未来、何かにおびえて、心はずむ、自分から切り離せない、そんなものを深く見つめ、形をつけていく作業です。それが感性の押しつけなのか、それが誰かに届いているのか、ここから先に何かあるのか、自分への不信感も同じように抱えて、旅を続けていました。名古屋でいただいたお客さんからの応援は、自分の中からこぼれてしまうこのようなものたちと、もうしばらく旅を続けてごらん、と言われた気がします。感謝。。。

『さなぎのとき』が「P新人賞2013選考会」にて、新人賞、観客賞をW受賞しました!
(愛知県人形劇センターひまわりホールにて)応援してくれたお客さんたち、ありがとうございました!!




横浜/1月22日/2014年
 大晦日の夜、参拝の列に並びながら凍える空を見上げると、ひときわ大きくて明るい星があった。金星にしては時間帯が?と思って帰って調べると、それは木星であるらしい。地球より外の星。遠い遠いはるか彼方の星なのに、太陽の光を反射してあんなに光っているんだなあ。満天の星、たくさんあるね、きれいだね。「木星は違うけど、あの星たちはみんな太陽なんだよ」「・・・・ええっ!!」この宇宙にはこんなにたくさん太陽があるのか!?「恒星」という言葉じゃイメージできなかった、その瞬間、ものすごい数の太陽とその周りを回っている私たちの数。ああ、この宇宙には私がいっぱいいるのだ・・・

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